大会開催の経緯
世界ではe-スポーツが盛んである一方で、日本では認知度は上がっているものの、まだまだ後進国であるといえます。日本でもe-スポーツ協会が立ち上がるなど、各地域にも協会が設立されていますが、障がい者e-スポーツ協会はありません。スポーツにはオリンピックとパラリンピックというように、健常者と障がい者でステージが分けられています。私共は同じように、e-スポーツでもステージを分けることで、より多くの人に活躍の機会が与えられるべきではないかと考え、一般社団法人障がい者e-スポーツ協会の設立に至り、令和元年10月1日より活動を開始いたしました。
障がい者の社会復帰のきっかけとして、無理なく続けられる環境の提供や、e-スポーツを通じたコミュニティの形成によって、社会性を身につける場としての役割も果たせるよう活動して参ります。
さて、この度は「第1回チャレンジドe-スポーツ杯」と題しまして、弊協会で初の障がい者e-スポーツ大会を開催いたします。参加者定員は20名を予定しております。障がい者が安心して参加できる環境づくりに努め、出場者が自身、やりがいを感じられる大会運営を目指したいと考えております。今後、本大会をきっかけに、障がい者e-スポーツを普及していけるよう尽力して参ります。
※新型感染症の影響による延期
本大会は同年4月29日に開催予定でしたが、この度の新型感染症の影響により、3ヶ月遅れての開催となりました。未だ完全な収束には至っておりませんが、対策の徹底、また無観客で実施することにより、安心・安全に出来る限り配慮して運営して参ります。